ミルフォード・サウンド (Milford Sound) 観光情報

ミルフォード・サウンド (Milford Sound) はニュージーランドの南島の南西部のフィヨルドランド国立公園にあります。そのフィヨルドランド国立公園は、「テ・ワヒポウナム 南西ニュージーランド」の一部として、 世界遺産(自然遺産)に登録されており、フィヨルドランド国立公園内には他に13のフィヨルドがありますが、その中でもミルフォードサウンドは最も有名なフィヨルドで知られ、毎日何千人もの観光客が訪れ、年間では、55万~100万人にもなるそうです。
※フィヨルドは、氷河によって大地が削られ、その後沈水し、海水の浸入によってできた狭い湾のことで岸辺は海抜0m、水は海水です。
※世界遺産(自然遺産)「テ・ワヒポウナム 南西ニュージーランド」の範囲
http://newzealand-diary.com/pdf/NZ-551.pdf

ミルフォード・サウンド概要

ミルフォード・サウンドは、1200m以上の断崖絶壁に囲まれており、ミルフォード・サウンドで最も有名な山は標高1800mのマイターピークです。ニュージーランドを象徴する景色としてガイドブックやポストカード、土産品、その他ポスターなどのイメージとしてよく使われています。
非常に降水量の多い地域で、一年の200日くらいは雨が降っており、その度にカスケードと呼ばれるいくつもの一時的な滝が形成されます。これらの滝は雨が降った時だけで、晴れるとなくなってしまいます。常にみられる滝は、160mのボーウェン滝、もう一つは155mのスターリング滝です。どちらも山頂(ペンブローク山)に残っている氷河の雪解け水が滝を作り出しています。ミルフォード・サウンドが魅力的なのは、晴れでも雨でも霧でも・・・どの天気でもそれぞれの美しさがあり、雄大な風景をみせてくれるところです。ニュージーランドに訪れるならぜひおすすめしたい観光地の一つです。

ミルフォード・サウンド観光概要

ここへ訪れる旅行者の大半はテ・アナウ(TeAnau)かクィーンズタウン(Queenstown)から訪れます。主なツアーには、クイーンズタウンからの日帰りツアーやミルフォード・サウンドで1泊するクルーズツアーがあります。ミルフォード・サウンドでは、クルーズのほかにもカヤック、遊覧飛行でアドベンチャーを楽しむこともできます。
ミルフォード・サウンドでは、アザラシ(ニュージーランドファーシール)、ペンギン(フィヨルドランドクリステッドペンギン)、イルカ(ボトルノーズドルフィンやダスキードルフィン)などを見ることができます。また、ミルフォード・サウンドには、特有の環境ゆえに深海でないのに数多くの深海魚や、世界で最も希少な黒サンゴが生息しています。ハリソン・コーブ(Harrison Cove)にある水深約10mの深さに設置された海中展望台(Milford Discovery Centre)では、こういった深海にすむ生物を気軽に見学することができます。
トレッキングが好きな方はぜひ、ミルフォード・トラックに挑戦してみてはいかがでしょうか。グレイトウォークの一つに数えられ、人気のあるルートです。トレッキング目的に世界中から旅行者が集まるため、このルートには入場制限がありますのでトレッキング希望の方は、前もって予約申請などの準備を早めにするようにしましょう。

交通/アクセス方法

ミルフォードサウンドへの陸路アクセスは、テ・アナウからでている1本の道路のみです。(国道94号)。
1年を通して雪崩・土砂崩れ・落石・崖崩れといった災害が頻繁に発生するため、道路が封鎖されることも珍しくありません。
飛行機、ヘリコプター:クイーンズタウンから約1時間。
車、バス:クイーンズタウンから5時間、テ・アナウから2時間。車でのアクセスの場合ホーマー・トンネル(Homer Tunnel)を通過します。テ・アナウ-ミルフォード間は、「ミルフォードロード」と呼ばれ、ニュージーランドまたは世界で最も美しい道路と呼ばれています。
ホーマー・トンネル(Homer Tunnel)は、山の山腹をくり抜いた全長1219mトンネルです。一方通行でトンネル内はとても暗いです。トンネル付近の景色も美しいので通行待ちの間に写真を撮ったりする人をちらほらみかけます。

ホーマー・トンネル(Homer Tunnel)行きテ・アナウからミルフォードへ向かう時。
ホーマー・トンネル(Homer Tunnel)帰りミルフォードからテ・アナウへ帰る時。トンネル前の車の列に並んでいます。

個人でドライブしてミルフォードへ向かう方は、ドライブガイドを読んでおくことをおすすめします。

観光船/クルーズ

ミルフォードサウンドで最も人気のアクティビティは、観光船によるフィヨルドクルーズです。観光船はミルフォードサウンドの内陸側先端に位置するフレッシュウォーター湾を出港します。クルーズの内容は各社さまざまあります。大型船であったり、小さいボートであったり、目的と旅程に合わせて選ぶようにしましょう。
一般的なのは、約2時間くらいかけてフィヨルド見学のクルーズですが、他にも約4時間ほどかけてクルーズとカヤックをするツアー、クルーズに船内泊がついたオーバーナイトクルーズなど、種類は様々あります。また、ツアーのオプションとして、船内での食事を選べるものもあります。

seals
アザラシです。
155m-Stirling-FallsStirling Falls
Mitre Peak Cruises

クルーズだけなら70ドル~(大人)。クイーンズタウン送迎とクルーズで175ドル~(大人)。
WEBサイト:http://www.mitrepeak.com/

Southern Discoveries

クルーズとカヤックのできるプランもあります。169ドル~(大人)
Milford Discovery Centre(海中展望台)へいくプランを追加することもできます。追加36ドル(大人)。
WEBサイト:http://www.southerndiscoveries.co.nz/

Cruise Milford NZ

小型船ではありますが、フレンドリーなミルフォードの地元の人がクルーを勤めており詳しくいろんなことを教えてくれます。80ドル~(大人)。
WEBサイト:http://www.cruisemilfordnz.com/

各社ツアー、クルーズ料金は、冬と夏で価格が違う場合があります。セール期間中、お得な料金設定になっていることも。WEBサイトをよく確認するようにしてください。

食事処

ミルフォードサウンドでは、ブルーダックカフェ(Blue Duck Cafe & Bar)で食事をとることができます。カフェは、一般的な朝食、ランチ、スナックなどの軽食、夜には、バーとしてもオープンしています。カフェ内には観光案内所が併設しており、お土産などのグッズの販売もあります。

ミルフォード・トラックをトレッキング

ミルフォード・トラックは、ニュージーランド南島の南西部にあるフィヨルドランド国立公園の北部を南北に貫くルートでニュージーランドグレートウォークの一つです。世界的に有名なトレッキングルートで海外から多くの人がやってきます。環境保護のために現在、1日に入山できる人数は、インディペンデントウォーク(ガイドなし、個人でトレッキングする場合)が最大40人、ガイド付きトレッキングが最大50人と定められています。
出発点は、 テ・アナウ湖(Lake Te Anau)のグレイドワーフ(Glade Wharf)から始まり、ミルフォード・サウンドのサンドフライポイント(Sandfly point)が終着点です。ルート全長約54km。クリントン渓谷を上流に向かい、マッキノン峠(1073m)を経て、アーサー渓谷の下流に向かう一方通行のルートを3泊4日で歩きます。

●個人で歩く場合は、食料、装備すべて自分で用意し、なおかつ、DOCサイトで各ポイントで宿泊するhut(山小屋)を自分で予約しなければなりません。ニュージーランドの夏(特にクリスマスやスクールホリデーの時期)はすぐに予約で埋まってしまいます。なるべく早めに予約をするようにしましょう。

インディペンデントウォークは、DOCサイト/ミルフォード・トラックをチェック
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/fiordland/places/fiordland-national-park/things-to-do/tracks/milford-track/

ミルフォード・トラックガイド付きトレッキングはこちらから
WEBサイト:https://www.ultimatehikes.co.nz/en/guided-walks/the-milford-track

ミルフォード・トラックマップ
http://newzealand-diary.com/wp/pdf/milford-track-profile-map.pdf

ミルフォード・トラックは、3泊4日ですが、日帰りで楽しめる距離のウォーキングが組み込まれたツアーもありますので下記のサイトを参考にしてください。

Trips and Tramps
クルーズとウォーキングがセットなっています。
http://tripsandtramps.com/product-detail/milford-coach-cruise-walk

宿泊施設

ミルフォード・サウンドには、宿泊施設が2つしかありません。しかもそのうちの一つは、Ultimatehikes社が催行するガイド付きミルフォード・サウンドトラックの参加者のみが使用できるものです。

Milford Sound Lodge

ニュージーランドの夏には、すぐに予約でいっぱいになるので早めの予約がおすすめです。
https://www.milfordlodge.com/
場所:State Highway 94
Milford Sound, New Zealand

Real Journeys

オーバーナイトツアー(クルーズ船内で一泊)があります。
https://www.realjourneys.co.nz/en/experiences/accommodation/#Destination:Milford Sound

Mitre Peak Lodge

Ultimate Hike社の催行するミルフォード・トラックのガイド付きウォーク参加者のみが利用できます。
https://www.ultimatehikes.co.nz/en/guided-walks/the-milford-track/our-lodges

もし、宿泊当日道路が封鎖していた場合、宿泊先に必ず連絡を入れましょう。おそらくこの場合は、チャージなしのキャンセルができると思いますが、念のため、道路が閉まってしまった場合のキャンセル料はどうなるか、確認しておきましょう。車やバスでは行けなくても、飛行機ならアクセス可能な場合もありますので検討してみてもよいかもしれません。

ミルフォード・サウンドへ持っていくとよいもの/気を付けること

・クルーズは雨で中止になることはめったにありません。雨が多く降るエリアですので、レインコートは必須です。さほどかさばるものでもないので持っておくと役立ちます。またクルーズ船は風や水しぶきをうけて肌寒く感じることもありますので、暖かい上着も一枚あるとよいでしょう。レインコートは、ニュージーランドで買うならMacpac(マックパック)やkathmandu(カトマンズ)のアウトドアショップがいたるところにあるので簡単に手に入ります。日本で購入しておくと安く、より質のいいものを選べるかもしれません。レインコートはジャケットタイプをおすすめします

・ウォーキングをする予定の方は、ウォーキングシューズと日焼け止め、ウォーキング日数分をカバーする食料(スーパーはありませんので食料は持参しましょう)、寝袋
※ウォーキングシューズ選びは、日本で自分の足に合うものを入念に選んで購入しておくことをおすすめします。筆者は、足幅が広めなのですが、キャラバンのシューズは、幅の広めのシューズがあって重宝しています。また、初心者におすすめです。お店の店員さんにも相談して、信頼性、性能など色々考慮して購入するようにしてください。

・ミルフォードサウンドへ車で来る場合は、Te Anauに戻るまでの十分なガソリンを給油しておくことを忘れないでください。ミルフォードには、ガソリンスタンドはありません。

・ミルフォードでは、携帯電話の電波は届きません。ですが、カード式の固定電話がありますのでそれを使うことができます。

・keaというニュージーランドのネイティブの鳥をミルフォード・サウンドの駐車場などで見かけることがあると思いますが、えさを与えないようにしてください。

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