ニュージー風刺絵速報‐ニルヴァーナ?‐ 5月1日(月)

さて、こちらのCDジャケットは皆さんご存知でしょうか?

ニュージーランドダイアリー。ニルヴァーナのCDジャケット。

こちらは、ニルヴァーナ (Nirvana)の大ヒットした『Never mind』のCDジャケットです。プールの水中で泳ぐ赤ちゃんの写真はあまりにも有名ですよね。
ちなみに、ニルヴァーナ (Nirvana) は、アメリカのロックバンドで、バンド名のニルヴァーナ (Nirvana) は、仏教用語で「涅槃の境地」という意味です。もっと、具体的に言うと、煩悩を断じて絶対的な静寂に達した状態。仏教における理想の境地ということです。

ということで、今回のカートゥーンはこちらです。




ニュージーダイアリー
ニック・スミスが裸で河川環境報告書と一緒に水の中でいる様子が描かれており、説明文は以下のようにあります。
The Freshwater Environment Report released today by Nick Smith. Not exactly Nirvana. Illustration / Rod Emmerson
(淡水/河川環境報告書が環境大臣のNick Smith(ニック・スミス)により発表されました。とてもじゃないが涅槃とは言えない。)

完全にニルヴァーナのジャケットのパロディーになっています。
違いを以下に書き出してみます。

ニルヴァーナのジャケットカートゥーン
純粋無垢な赤ちゃん環境大臣 Nick Smith(ニック・スミス)
一ドル札淡水/河川環境報告書
青く透き通ったプール(淡水)濁っている淡水
Nirvana(涅槃)
『Never mind(気にするな)』
Hardly Nirvarna (とてもじゃないが涅槃とは言えない。)
『Oh Never mind(あ~気にするな)』

ここで、背景になっている問題を簡単に紹介いたします。

ニュージーランドの河川(池や川など)の水質汚染がひどくなっている問題は、ニュージーランドでは、重要な問題の一つとなっています。
今年の初めころには、すでにニュージーランドの半分くらいに該当する河川では、泳げないほど水質が悪化しているという報道でテレビ、新聞と一時騒然となっていたときがありました。

そのため政府は、河川環境の改善を目指して2040年までには、かつてのように90%の河川を”Swimmerable/泳げるようなレベル”へと元に戻すべく目標を掲げ、”Goverment’s Environmental Reporting Act”を昨年11月にリリースしていました。

それについて、つい先日、4月27日にその後の状況について初めて河川環境に関するレポートを発表しました。

政府の取り組んでいるプログラムは、水質向上へのイニシアチブをとり、実践的なプランを推進しているとし、問題があればオープンに報告行っていくとしています。
ただ、今回のレポートでは、昨年、11月に設定されたばかりでまだデータが十分揃っていないので引き続き調査が必要とし、次回3年後の報告では、さらなる広範囲な詳細レポートが報告できるとしています。

政府は、水環境保護のため、新しいプログラムやレギュレーションを制定していますが、制定したレギュレーションの中に、水質基準についての設定があるのですが、それがそもそも怪しかったりします。というのも、水質基準を従来よりも引き下げているんです。
それはつまり、極端に言ってしまうと、これまでは汚染値に引っかかっていたのが、新しいレギュレーションでは、問題がないとされる可能性があるわけです。
そんなレギュレーションで汚染具合を表されても信用できない…怖いですよね。

濁った河川を前にして、泳げるよ(Swimmerable)、と言われても…。政府は、Never mind(気にするな)、っていうけど国民は気にするよね…。
今回のカートゥーンで揶揄されているのは、政府の水質に関する見解が多くの国民とかけ離れているということではないかと思います。

そういった、政府への不信感が今回のカートゥーンで揶揄されているのでは、と解釈しました。

終わり。

▼参照
https://www.radionz.co.nz/news/political/325183/govt-plans-to-make-90-percent-of-nz-waterways-swimmable-by-2040

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