ニュージーランド 冬のトランピングは、気を付けて。

Photo:Fraser Gunn
ニュージーランドのトランピングのベストシーズンは、夏の時期、10月~4月下旬あたりです。
特に12月~3月は、年間で最も忙しいピーク時とされます。クリスマスやスクール・ホリデーも入ってくるので、ハットの予約もすぐに埋まってしまうので早めの予約が必須になってきます。

ところが、ピークのシーズンが過ぎて冬に近づくにつれて、標高の高い山には積雪があったり、気象条件も厳しくなってくるので夏期以外は、トラックがクローズするところもあります。冬の時期にトランピングをする場合は、一層の注意が必要となります。

冬のトランピングをなめると大変なことになります。

日本が夏真っ盛りの、(6月)、7月、8月、南半球にあるニュージーランドは、冬の時期でトランピングするなら油断は禁物の時期です。
この時期になると準備を怠ったり、判断を誤ったトランパーたちが遭難にあったニュースや救助活動についてのニュースをちらほらみかけます。中には、準備不足、正しい知識を持たずに歩き始めてしまったがために大変な目に遭った人、運悪く亡くなってしまった人も少なくありません。

トンガリロであった遭難事故

北島にあるトンガリロ・アルパイン・クロッシングは、年間で125,000の人々が歩く素晴らしい景観を楽しめる日帰りコースで、ニュージーランドの数あるトランピング・コースの中でも特に人気があります。トランピング経験がなくても気軽に歩ける日帰りコースが人気で観光客も多く訪れるところです。

つい最近にあったマウント・トンガリロの遭難事故では、20歳後半~30代前半年齢の4人のグループがある土曜の遅めの朝にマンガテポポ(Mangetepopo)を出て、オトゥレレ・ハット(Oturere Hut)へ向かったのですが、レッド・クレーター(Red Crater)というポイントに通常なら2時間半程度のところを5時間以上かけて到着しました。

そして日が落ちかけているにも関わらず、彼らはさらにそのまま歩き続け、雪に吹かれる事態に陥ってしまいました。
4人のうち、2人は、なんとか目的のオトゥレレ・ハットにたどり着いたのですが、残りの2人とは別々になってしまいました。

少しの気のゆるみが大惨事へ

彼らの犯したミスは、簡単に死へと繋がってしまう致命的なものでした。
1つは、出発するのが遅かったこと。加えて日中、日の明るいうちに歩いておくべき工程を歩いていなかった。(進むのが遅すぎた。)

2つ目は、彼らは軽アイゼンを持ってはいたが、ブーツにあっているものではなく、何度も再装着しようと貴重な時間を無駄にしていた。

3つ目は、最もペースの遅いメンバーに合わせることなく別々に分かれてしまった事。そしてそのグループの遅れているメンバーがハットに着かなかった時点でハットにあるアラームをかけなかったこと。(たとえ個々人がビーコンやハットの近くをカバーしている携帯電話をもっていたとしても)などがあげられています。

ハットにある緊急電話(111)を使うタイミングかどうか、ためらいがあるかもしれないが、迷わず緊急電話(111)するべきだったと言われています。


今回は運よく2人を救助することができましたが、うち一人は、深刻な低体温症におちいっていたそうです。

個人的には、トランピング初心者の方は、冬のシーズンにトランピングするのはリスクが高いので避けた方がいいと思います。もしくは、必ず、スキルのある人やガイドと一緒にトランピングをすべきです。
また、遅いペースの人がいる場合は、早い時間にスタートは必須です。(あまりに遅い人だと事前に知っているならメンバーに加えないということも必要な判断です。)
そして服装、持ち物などは必ず適切なものを用意するなどきちんとした心構えと用意が必要であることを覚えておきましょう。
おすすめ記事:ニュージーランドのトランピングを安全に楽しむため必要なこと
おすすめ記事:ニュージーランド トランピング:トンガリロ・ノーザン・サーキット グレイトウォークを歩こう
▼参照
https://www.nzherald.co.nz/rotorua-daily-post/news/article.cfm?c_id=1503438&objectid=11894530

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