ニュージーランドダイアリー

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ニュージーランドの動物について

動物

ニュージーランドの北島、南島およびスチュアート島は太古から大陸から切り離され孤立したため独特の生態系が形成されました。コウモリ類、クジラ類以外の哺乳類が存在していなかったため、通常なら陸生の哺乳類が果たすべき役割を鳥類が果たしたそうです。その代表的なものが絶滅したモアや国鳥のキウィ、フクロウオウム(カカポ)、タカへなどであり、これら飛べない鳥の生態系に発達したようです。

モア/Moa

moa
モア(Moa)は、ニュージーランドにかつて生息していた鳥類で、ダチョウ目モア科に属する構成種の総称。現在ではすべてが絶滅しています。マオリ族のニュージーランドへの上陸後、生息地の森林の減少や乱獲により急速に生息数が減少したそうです。
最大の種では 3メートル近い体高に成長する最大の鳥類で、ダチョウのように脚力が発達し、飛ぶことはできません。

キーウィー/Kiwi

kiwi

ニュージーランド固有種で国鳥です。しばしばニュージランドやニュージランド人のシンボル、象徴とされます。「キーウィー」と口笛のような声で鳴くため、ニュージーランドの先住民であるマオリ族からキーウィーと名付けられたそうです。
夜行性で、視力が弱く、昼間は樹の洞などに隠れて、夕方以降、餌を求めて歩き回ります。くちばしの尖端に鼻孔があり、またセンサーのようになっているヒゲを用いて、鋭敏な嗅覚によって餌を探します。地面にくちばしを差し込んで、地中にいるミミズや昆虫の幼虫、果実などを探し、食べています。かつては1000万羽ほどいましたが、今では3万羽ほどまで減少して危機的な状況です。かつて人間が食用に捕えていたこと、人間が持ち込んだネコなどの哺乳類に適応出来ず雛を捕食されてしまったことが原因とされています。

※果物「キウイフルーツ」は、ニュージーランドからアメリカ合衆国へ輸出されるようになった際、ニュージーランドのシンボルであるキーウィーに因んで1959年に命名されました。

フクロウオオム/Kakapo

kakapo

夜行性なので、昼間は木の下の茂みに身を隠して、夜になると餌をもとめてなわばりを歩き回り、飛ぶことはできないが、木に登ることには優れています。カカポが木の高いところから翼を広げて「パラシュート」で降りることはよく知られています。飛ぶ能力を失いカカポは非常に強い足を発達させました。一夜の給餌の間に、彼らは数キロメートル歩くと考えられ、さらに300mの丘を上へ下へと移動します。
ポリネシア人とヨーロッパ人による移住・植民によってネコやネズミ、イタチなどの捕食者が侵入し、さらにヨーロッパ系移民による牧場開発に伴う環境破壊もあって、フクロウオウムのほぼ全てが死滅してしまいました。絶滅に対する懸念が大きいものの現在では保護努力が進められており、肉食獣のいない二つの島にて保護観察されています。

タカヘ/Takahe

takahe
全長50-63cm、ニワトリくらいの大きさ。体重2-3kg骨太でがっしりしており、上下に厚い嘴と地上生活に適した太い脚を持ちます。翼が退化していて飛ぶことができず、羽毛は青や緑を呈し、成鳥でより鮮やかです。山地や森林の草地に単独か小さな家族群で生活します。
餌は草の芽や若草の茎、草の実などですが、無脊椎動物や爬虫類を捕食することもあります。片足で器用に草を掴み、嘴で食べられない箇所を取り除いてから摂食します。現在は保護区が制定され、飼育下での繁殖の取り組みも行われています

Photo By Porphyrio_hochstetteri

プケコ/Pukeko

pukeko
ブルーの羽に赤いクチバシ、長い足が特徴の野鳥です。タカヘとよく似ているのですが、それもそのはず、遠い昔、天敵のいないNZでずんぐりと太り、飛べなくなってしまったプケコが現在のタカヘの姿で、 現在見られるプケコは、約1000年前にオーストラリアから飛んできたものだそうです。
お土産物屋さんでもよくプケコを描いたお皿や小物類を見かけます。

トゥイ/Tui

tui
ニュージーランド固有の鳥。やや緑がかった色、玉虫色の色彩と、白や茶色の毛も混ざった賑やかな色合いをしています。
また首元に白い小さなぼんぼり飾りのようなものがついています。
花の蜜が主食ですが、果物や昆虫も頻繁に食します。花粉や種子も時折摂取します。特にオスのTuiは非常に攻撃的であることで知られています。自分の縄張りから他の鳥を追い出したり、威嚇したりします。また一方で、ウグイスにも似たきれいな鳴き声を聞かせることでも有名です。

Photo By Sid Mosdell from New Zealand

ムカシトカゲ(トゥアタラ)/Tuatara

tuatara
ニュージーランドの限られた地域に生息する、原始的な形質を残した爬虫類。現地での呼称からトゥアタラ(tuatara)と呼ばれることもあります。
全爬虫類のなかで最も成長が遅く、35歳ぐらいまでは成長を続け、寿命は100年以上とも言われています。ムカシトカゲは多くの爬虫類が耐えられる温度よりかなり低い温度でも生存でき、冬眠することでも有名です。

ポッサム/Possum

Possum
ポッサムはオーストラリアが原産。ニュージーランドに生息しているポッサムは、分類学的には、有袋類カンガルー目クスクス亜目クスクス科。日本ではフクロギツネと呼ばれ、2~5kgほどの小動物。
ポッサムが増え続けているニュージーランドでは現在はキウィなどの飛べない鳥の住処を荒らすなどする害獣として認識されておりその数をコントロールすべく、国をあげて様々な対策がとられています。
右側の写真は、ウェリントンのMiramerで見つけたものです。ポッサムを見つけたら電話のご一報お願いします。<(_ _)>
possum

ニュージーランド・オットセイ/New Zealand fur seal

New Zealand fur seal
尖った鼻と長いヒゲ、外部に露出した耳が特徴。美しい毛皮を持ち、かつては服飾品として珍重され、乱獲の対象となって個体数を激減させてしまいました。1894年に保護動物の指定を受け、現在では数が回復しています。

Photo By Mike Lehmann

ニュージーランド・アシカ/New Zealand sea lion

New Zealand sea lion

海岸に生息し、大規模な回遊は行わないことで知られています。食性は動物食で、魚類、甲殻類、軟体動物などを食べますが、ペンギンを食べる事もあるそうです。主に夜間に水深30mまで潜水し、獲物を捕食します。
ニュージーランド南部と、南極との間の島々に棲息し、体長3.3m、体重400kgにも及ぶ大型のアシカです。

Photo By Karora

アシカとアザラシの違い

アシカとアザラシは外見がよく似ています、いくつか明確な相違点があります。アシカは後肢を前方に折り曲げ、主に前肢を使って陸上でも比較的上手に移動できますが、アザラシは後肢を前方に折り曲げることはできず、前肢はあまり発達していないので、前肢を補助的に使いながら全身を蠕動させイモムシのように移動します。

【参照】http://www.doc.govt.nz/
(images from http://www.doc.govt.nz/ )