ニュージーランドの服のブランド。ファーマー御用達のSwanndari(スワンドライ)。

Photo by Hannah Morgan
ニュージーランドに来て、服を買ったことはありますか?
私は、服のお店をふらふらといくつか見るたびに、ついつい、日本と比べてしまって、がっかりすることがしばしばあります。
中でもやはり、糸がほつれているとか、生地がペラペラしていかにも安物っぽいものでも、意外と高かったりして、クオリティが低いわりには、値段が高い、というのがありますね。
まぁ、商品のタグを見てみると、某国メイドがほとんどなので、そんなものか、と思うわけですが、それでもニュージーランドのクオリティ検査のハードルは、日本より低いのだなぁと思わされます。
服のクオリティの振り幅に悩まされる…。
ニュージーランドで服を買おうと思えば、高品質で値段が高いか、質はよくないけど、意外に値段も高い、そのどっちしかないように思えるこの頃です。
質がよくて、値段が高い、というのは納得しますが、そこまで服に費用をかけてまで欲しいと思いません。かといって、安物買いの銭失い、みたいなものも嫌です。
ユニクロみたいなので十分な筆者にとって、ニュージーランドは服選びに困る国で、今ではニュージーランドで服を買うことはなくなりました。
まぁ、そんな愚痴はさておき、ここでは、ニュージーランド人が信頼する服のブランドをご紹介したいと思います。
ニュージーランド・メイドのブランド
個人的には、服に関しては、クオリティ、サイズ、値段といった悩みどころが多くて、ニュージーランドの服にはいい印象がないのですが、ニュージーランド人は、ニュージーランド・メイドの服がお気に入りです。やはり自国でデザイン、生産されたものに愛着があるのだと思いますが、ニュージーランド人自身に好かれている服のブランドは、そのクオリティも高く、納得がいきます。
中でも、ニュージーランドらしい、アイコニックな服のブランドといえば、Swanndri(スワンドライ)です。
By Swanndri(スワンドライ)
▲白鳥の姿をしたブランドロゴが有名です。
Swanndri(スワンドライ)とは?
スワンドライは、ニュージーランドのアウトドア向けの服です。
ウールやオイルスキン、フリースで作られたシャツやジャケットなど動きやすく、水に濡れても乾きやすいところなどがファームで働くニュージーランド人に重宝されてきました。
今でもスワンドライといえば、おしゃれ着というよりは、作業着という印象が強く、ファーマーたちの御用達ブランド、みたいなイメージがありますが、最近では、よりファッショナブルな商品も多く出てきて、ファーマー以外の層にも広がっています。
スワンドライで有名な柄
スワンドライを代表する伝統的なパターンといえば、格子柄のタータンです。
フードがついて、裾が長く、重量のあるウール製のブッシュ・シャツ( bush shirt )も定番です。
ニュージーランド映画『Hunt for the wilder people』の中でもSwanndari(スワンドライ)のシャツが着用されていました。
2005年から外注化
2005年から中国にその生産を外注しているそうです。クオリティチェックはニュージーランド基準だと言いますが、すべてがニュージーランドで行われているわけではないということで、ちょっと残念な気もします。
それでも、さすがにファーマーが好んで着用するだけあって、しっかりした生地、作りになっているのでお気に入りを見つけたら大事に長く、着られそうです。
時々、セールもあるので安くなる時を狙って、試しに買ってみるのもいいかな、と思います。お土産にもいいかと思うのですが、サイズは日本人には大きいと思うので、実際に試着することが欠かせないかな、と思います。
Swanndri WEBサイト:http://www.swanndri.co.nz/
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