ニュージーランド観光客増大のブームに反して問題も

Photo by Peter Hammer  
ニュージーランドは、これからどんどん観光客がやって来る夏のシーズンを迎えています。ニュージーランドにやってくる観光客は、右肩上がりで過去15年と比べると倍増しているそうです。ただ、手放しで喜べないこともあるんです。

たとえば、星空で有名な南島のマッケンジーカントリーにあるテカポ。年間800,000人もの観光客が訪れるこの小さな町。
多くの観光客が訪れるのは、もちろん喜ばしいことですが、それを受け入れる体制づくりが大変。

最近、ちょっと残念なニュースを見かけました。

テカポ湖畔の『善き羊飼いの教会』

テカポ湖畔の『善き羊飼いの教会』
Photo by Janaya Dasiuk
テカポ湖畔にある、あまりにも有名な教会といえば、善き羊飼いの教会(Church of the Good Shepherd)。かつて、このあたりを開拓した人々のために建てられました。今では、観光客にとっては、とっておきの写真スポットになっています。

ただ、この教会は、単なる名所ではなく、実際に結婚式などの式典に利用されています。それにもかかわらず、観光客の中にはマナーの悪い人もいて、そういった式典中にスタッフのいう事を無視して禁止されていることを行ったり、スタッフに罵声を浴びせる人もいるんだとか。それをうけて、クリスマス前には、一時的に教会付近にフェンスを設けようということになったそうです。

テカポのある、マッケンジー行政区では、毎年増える観光客対策として、駐車場や大型バス用の駐車スペースを確保すること、さらなるごみ箱の設置や普段、このあたりに住む人が行かないようなところに観光客向けに新しく施設やアトラクションができたりするようになると、新たに遊歩道を設置する必要があるetc…と環境を壊さないように気を付けながら、訪れる観光客の滞在期間をより良いものにしてもらおうと、設備を検討したり、そしてそのコスト捻出のために頭を痛めてくれています。
(テカポのあるマッケンジー行政区には、4,400人程度の納税者しかいないのに、観光客が急激に成長している昨今、彼らにのしかかる負担は大変なもので、問題視されるようになってきています。)
にもかかわらず、一部の人のマナーが悪いために、現地の人を困らせてしまうなんて。なんとも残念なことですよね。

今回の善き羊飼いの教会の周りにフェンスを設けるという件は、とても残念なことですが、似たような問題を抱えるところは、他にもあるかもしれませんね。自己中心的な観光客にならぬよう、自分の行動を振り返ってみなければいけないなぁ、と思います。

テカポではありませんが、とある観光客が良く訪れるところに、『足跡は残してもごみは残すな』というサインを見かけたことがあります。些細なことですが、ゴミくらいは持ち帰るようにしたいですね。ゴミを散らかして帰るなんてことは絶対にしないよう、観光地に訪れた際にそこに住む人や環境をリスペクトする気持ちを忘れないようにしましょう。

▼参照
https://www.tvnz.co.nz/one-news/new-zealand/its-large-burden-small-shoulders-tiny-tourist-towns-struggling-under-weight-visitor-numbers

https://www.stuff.co.nz/travel/travel-troubles/99555363/immediate-action-taken-to-protect-church-of-good-shepherd

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