パートナーシップ ビザについて

ワーキングホリデー目的で渡来したものの、その状況が変わってしまうということは、誰にでも起こりうることだと思います。
たとえば、ワーキングホリデー中に恋人ができたり、結婚を考える相手ができたり、というかもう、電撃結婚してしまったり、渡航前には予想もしないことが起こった方もいらっしゃると思います。

ここでは、ニュージーランドでパートナーと呼べる人が見つかった人でワーホリのビザの有効期間以降もニュージーランドに滞在したい方向けに、パートナーシップビザの申請についてご紹介したいと思います。

一般的によく聞かれる言い方の、パートナーシップ ビザという言い方を使っていますが、ここでご紹介するのは、正確に言えば、Partner of a New Zealander Work Visa についてです。

ワークビザもいろいろなカテゴリーがあり、その中の一つのニュージーランド人のパートナーシップに基づいたワークビザ、という位置づけです。

申請者はこんな人

このビザを申請する対象者は、ざっくりと以下の点が当てはまるかと思います。ワークビザのカテゴリーでの申請ですから、もちろん、申請者本人が働く意思のあることが前提になっています。(申請時点でJob offerがなくても大丈夫です。)

●あなたのパートナーがニュージーランド人である。または、ニュージーランド在住者で市民権、永住権を持っている。

●ビザ申請者が働くことを目的にニュージーランドに渡来しようとしている、もしくは、すでにニュージーランドで働いている。あなたがニュージーランドで働く間、あなたのパートナーもニュージーランドに住んでいないといけません。

※申請者のパートナーがニュージーランド人でない、市民権、永住権を持っていないけれど、すでにワークビザを取得してニュージーランドで働いている場合にもパートナーシップビザの申請ができます。その場合は、Partner of a Worker Work Visaのカテゴリになります。またこの場合、申請者がビザを申請する時点でパートナーのワークビザが6か月以上有効期間がないといけません。今回の記事では、Partner of a Worker Work Visaに触れておりませんのでご承知おきください。

Partner of a New Zealander Work Visaの申請には、以下の基準を満たしている必要があります。

●申請者がパートナーと”安定した純粋な関係で”一緒に住んでいること。

●申請者のパートナーが申請書作成のサポートをすること。

●申請者がニュージーランドに滞在の間は、申請者のパートナーも常にニュージーランドにいること。

ちなみに移民局では、申請者がパートナーシップに基づいたビザを申請しようとする際にあなたをサポートする相手(ニュージーランドのビザ保有者やニュージーランド人)をパートナーと呼んでいます。

このビザでどれくらいの期間、滞在できるのか?

あなたとパートナーの関係が申請時点で1年もしくは、それ以上の間一緒に住んでいる場合は、最高2年間まで滞在許可が下ります。それ以外であれば、最高1年間までとした期間の滞在許可が下ります。
ここで、書かれている年数を住んでいたとしても、半年や3か月だけしか滞在許可が出ない人も中には、いるかもしれません。すべては、移民局の担当オフィサーが決めることなので、できるだけ良い印象を持たれるような準備をしていくことをお勧めします。

また、あなたのパートナーがワークビザ取得者の場合(ニュージーランド人でない、またはNZの市民権を持っていない場合)は、パートナーと同期間のビザ期間が許可されます。

このビザの取得で何ができる?

ニュージーランドで働くことができます。語学学校には、最長3か月まで通うことができます。将来的には、ニュージーランドのレジデンス・ビザへの切り替えが可能です。

申請に必要なもの

●身分証明書
・過去6か月以内に撮られたパスポートサイズの写真2枚
・パスポート(ニュージーランンドの出国予定日に加えて最低3か月の有効期間があること)

●健康体であること
健康体であることの証明として、胸部X線(chest x-ray )の写真か健康診断書(medical certificate)の提出が必要です。※申請者個人の状況によって必要か否か異なりますのでご自身で両方いるのか、どちらか一方でいいのか、もしくはどちらも不要なのか確認してください。

●警察犯罪証明書( Police Certificate)の提出

●パートナーに以下書類から一つ、原本もしくは、※certified copyを用意してもらう。 ※certified copyは、パスポートなどの原本のコピーされた用紙にJP(Justice of Peace)によるサインとスタンプがされたものです。詳しくはこちらの記事(JPってなに?)もご覧ください
・パートナーのニュージーランドパスポート
・パートナーのニュージーランドの出生証明書
・パートナーのニュージーランドの市民権証明書
・パートナーのレジデンスクラスのビザの証明

●審査官から要請があればパートナーのPolice Certificateの提出が必要な場合もあります。

あなたとパートナーが安定した純粋なカップルの関係であるかどうか。について、以下の点を審査の際は見ているようです。

下記の内容は、聞かれた際には答えられるように、そしてパートナーと自分が書く必要のある”手紙”の内容に盛り込むようにしてください。

●どのくらいの期間パートナーとして一緒にいるのか。
●どのくらいの期間カップルとして一緒に住んでいるのか。
●パートナーとどういった暮らし、生活を送っているのか。
●お互いに経済的なサポートをしあっているかどうか。
●経済的な共有物などをどのように管理しているのか。
●パートナーと共に生活することにどれくらい関与しあっているのか。
●共有の所有物(土地や家、資産、財産など)があるのかどうか。
●子供がいるのかどうか、いる場合は、どのようにして養育しているのか。
●家庭での家事分担などシェアしているかどうか。
●友人、知人がどのようにあなたたちの関係を認識しているか。

パートナーとの関係を証明するために用意するもの

あなたとパートナーが安定した純粋なカップルの関係で、一緒に住んでいることを証明するために、以下を参考に書類等用意してください。

ただ、以下のものをすべて用意する必要はありません。あくまで参考にとどめ、いくつか用意できるものをピックアップしてください。できるだけ提出する証明書の発行元は公的機関であることが望ましいです。

いかに二人が本物のパートナーでお互いを必要としているのか、なぜ、ビザを延長してまで一緒にいたいのか、誠実に手紙に書くようにしてください。

●自分たち(申請者とパートナー)の関係について手紙を用意する←これは必須です。英語で用意してください。上記の(あなたとパートナーが安定した純粋なカップルの関係であるかどうか。)で述べた点をカバーするように書きましょう。

●同じ住所に住んでいることの証明。
→同じ居住地に住み始めた日付が分かる公的書類(joint tenancy agreement)
→同じ居住地に住んでいることを証明する手紙(公的な場所からの手紙が望ましい、携帯電話会社、電気、ガス、インターネット会社からなど)

●Marriage Certificate(英語の婚姻証明書)もしくはcivil union Certificate (結婚に似た「法的に承認されたパートナーシップ関係」を指す言葉。の英語での証明書)

●パートナーとの間に子供がいる場合、子供たちのBirth certificate(英語の出生証明書)

●パートナーとの写真、Eメール、ソーシャルメディアを使っての会話など、どれくらい同じ期間を一緒に過ごしたか証明できるもの。写真は、たくさんあればいいというわけではありません。これぞという写真を集めて見やすくA4用紙にまとめるとよいでしょう。

●友人、知人から、あなたとパートナーの関係についての手紙(Reference letter)

●パートナーと一緒に考えている計画など
(イベントや旅行、飛行機のチケットなど、過去のチケットでも日付とパートナーとの名前があれば使用可)

●自分やパートナーの家族から交際を認め、応援している内容の移民局宛の手紙

●共有の賃貸に関する書類や家のローンや車の保険など共同名義で所有しているものを証明する書類

●共有名義(Joint Account)の銀行口座のアカウント証明(できれば最近に作ったのではなく、6か月以上すでに使っているとなおよい)

●共有で持つクレジットカードのアカウント証明や高価な買い物を共有でした場合、それを証明するレシートや領収書など

●公共料金の支払いをしている銀行口座の証明(電気や電話など)

●16歳もしくは、17歳以下の場合、申請者のご両親もしくは保護者がサポートが必要です。

もし、何かの理由があって、はなれて暮らしている場合は、その理由も説明しましょう。

-なぜ、離れて暮らしているのか。
-どのくらい離れてくらいしているのか。
-離れている間どれくらいの頻度で連絡を取り合っているのか。

以下は、必ずしも必要なわけではありませんが、審査官から指示があれば用意しなければなりません。

ニュージーランド滞在に十分な資金をもっているか

これについて、特に証明書を出す必要はありません。ただ、審査官(Case Officer)に提出を求められる場合は、指示されたものを用意してください。
例えば、銀行口座やクレジットカードの利用を証明する書類(Bank satatements、Credit card statements)、トラベラーズチェック、などです。

申請方法

まずは、移民局のWEBサイトで自分で必要なものなどしっかり確認しておきましょう。もちろん、ガイドもしっかり読みましょう。
ニュージーランド移民局WEBサイトはこちら
Partnership-Based Temporary Visa Guide (INZ 1199) PDF 267KB

(1)申請者とパートナーが記載する申請書類を用意します。

▼パートナーの申請書類
Form for Partners Supporting Partnership-Based – Temporary Entry Applications (INZ 1146)

▼申請者が記入する申請書類
Partnership-based Temporary Visa Application (INZ 1198)

(2)申請書類と証拠の品々をまとめたら、申請費用を自分で計算して各種書類と一緒に申請費用も合わせて提出します。

費用はこちらから算出できます。ページの遷移先で各項目を入力するとかかる費用と最寄りのオフィスを表示してくれます。

Enter the name of the visa or schem… : Partner of a New Zealander work visa
Nationality on passport: japan
country of residense: New Zealand もしくは、Japan (現在居住しているところを選ぶ)

申請はインターネットからもできますし、NZにお住まいなら最寄りの移民局に直接提出しても構いません。移民局ではすべての資料、費用も含めて申請用のポストに入れます。もちろん、窓口で提出もできますが、専用のポストに入れるように指示される場合がほとんどです。

(3)移民局の審査→返事があるまで待つ

たいていの申請書類については、24日以内に審議されるようですが、状況によってはこの限りではありません。何か不足事項や審査官からの質問などがある場合もあるので、電話やEメールなどは気にかけるようにしましょう。

支払い方法について

Wellingtonの移民局オフィスでは、以下の支払い方法を受け付けています。現金やエフトポスは使用できません。
●Personal Cheque
●Bank Cheque/Draft
●Credit Card
クレジットカードを使いたくない人は、銀行に行き、Bank Chequeを作りたいといえば、すぐに用意をしてくれます。※手数料が別途発生します。Bank Cheque/Draftのあて先は、NZ Immigration Service.と書いてもらうとよいでしょう。住所が必要な場合は、提出先の移民局の住所を記載しましょう。

それでは、GOOD LUCK!!

※この記事は、申請者が日本国籍所有の場合について書かれています。また、こちらでの記載の内容はワークビザの取得を保証するものではありませんので、常に最新の情報をチェックするようにしてください。ご自身での申請に不安のある方は、移民弁護士などの専門家に相談することをオススメします。

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