スパイ・ヴァレー・ワインズ(Spy Valley Wines)について

先日、スパイ・ヴァレーのワインを飲む機会がありました。たいしてワインに詳しくはないので、おいしかったー!以外にとやかく説明ができるわけではありません・・・。すみません。ですが、cだなんて、ユニークな名前だなぁと興味がでてきて、このワイナリーについて少し調べてみました。

どこにあるワイナリー?

スパイ・ヴァレー
スパイ・ヴァレー・ワインズは、ニュージーランドの南島、マールボロ地方のブレナムにある比較的新しいワイナリーです。マールボロ地方は、ワインの一大生産として有名で総生産量の75%以上を占めています。特に優れたソーヴィニヨン・ブランの産地として有名です。
そして、このマールボロ地方の中心地に位置するブレナムにスパイ・ヴァレーはあります。ブレナムは、ニュージーランドでも有数の晴天に恵まれた町で、年間の日照時間は平均2,438時間にもなる、葡萄栽培の適地と言われています。 町から車で行ける範囲には20ヶ所以上のワイナリーがあり、ニュージーランドを代表するワイナリーがいくつもあります。

世界でも評価の高いワイン

ニュージーランド国内はもちろん、海外からの評価も高く、数々の賞を受賞していました。

Air New Zealand Wine Awards Champion Open Red Wine 2015
ニュージーランド航空が主催するワインの品評会において、赤ワインのピノノワール
が2013年のチャンピオンになっています。
http://www.spyvalleywine.co.nz/news-and-social/news-and-events/air-nz-wine-awards-champion-open-red/
Air-NZ-Wine-Awards
Top Honours at the Winestate Wine of the Year Awards 2015
Sweet White Wine部門において2014年のスパイ・ヴァレーのソービニョンブラン
が賞を受賞
http://www.spyvalleywine.co.nz/news-and-social/news-and-events/wine/
Winestate Wine of the Year Awards
Sydney International Wine Competition 2016
2014年のスパイ・ヴァレーのGewurztraminer
が受賞。国際的なコンペティションにおいてワインそのものだけではなく、料理との融和性を重視した最終審査がされるコンペの中での受賞。
Sydney International Wine Competition
International Wine Challenge Trophies 2015
イギリス・ロンドンで毎年4月に開催されるワインコンペにおいて、2012年のEnvoy Sauvignon Blanc が見事3つの部門でトロフィーを獲得しています。
https://www.internationalwinechallenge.com/trophy-results-2015.html
International Wine Challenge Trophies
90 Points Wine Enthusiast
Wine Enthusiastという雑誌において、2013年のスパイヴァレーのピノ・ノワールが2016年の7月、2015年のソービニョンブランが2016年3月に90ポイントを獲得しています。
Wine-Enthusist
92 Points Wine Spectator
ワイン・スペクテイターという雑誌において、2010年のスパイヴァレーのピノ・ノワールが92ポイントを獲得しています。
Wine Spectator
→他のスパイ・ヴァレーのワインをみてみる
spy-valley

テイスティングできますので、ぜひセラー訪問をしてはいかがでしょうか。

【営業時間】

夏期:
Open 7 days
10.30am~4.30pm
冬期:
Open Weekdays
10.30am~4.30pm

以下は、営業がありませんのでお気を付けください。
Christmas Day(12月25日)
Boxing Day(12月26日)
New Years Day(1月1日・2日)
Good Friday(移動祝祭日のため毎年変わります。)
Anzac Day (4月25日)
Queen’s Birthday Monday(移動祝祭日のため毎年変わります。)

場所

37 Lake Timara Road,
RD6 Blenheim, Marlborough
New Zealand 7276
電話: +64 3 572 6088
Fax: +64 3 572 9830
info@spyvalley.co.nz
WEBサイト:http://www.spyvalleywine.co.nz

気になる名前について

名前が気になる、というのも、実は、だいたい、その名前の由来は予想がついていたんですが・・・。ニュージーランドのブレナムの近くにワイホパイ・ヴァレーというところがあり、そこに、ワイホパイ通信衛星傍受基地のレーダードームがあります。
ここは、ニュージーランドの情報機関であるGCSB(Govern-ment Communications Security Bureau;GCSB)の基地で、衛星通信の傍受するために設けられたそうです。
ワイホパイ通信衛星傍受基地のレーダードーム

Photo By Schutz

そう、ワイホパイ・ヴァレーとは、まさに、スパイ・ヴァレーのワイナリーがあるところなんです。この付近をドライブすると丸いドームがあるのが見えてきますが、それがまさしく、通信衛星を傍受する(スパイ!)パラボラアンテナを覆っているドームなんですね。

筆者は当初、あの白いドームが通信衛星傍受基地だと教えてもらった時は、からかわれているのかと思ったのですが、本当でした・・・。

また、話はそれますが、ニュージーランドは、Five Eyes(ファイブ・アイズ)と呼ばれる国際通信盗聴網を構築しているメンバーに入っています。メンバー国は、US、UK、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの5か国です。第2次世界大戦当時から世界各地で連携して諜報活動を行っていたとのことです。実質的なスパイ協定ともいえ、大半の機密情報を共有するが、互いの国間においては、スパイ活動をしないようになっているんだそう。

過去のニュースをいくつか見つけましたが、この基地では、平和活動家たちによる抗議行動がしばしば行われています。活動家たちによるとこのワイホパイ基地がアメリカによって、コントロールされており、ニュージーランドの首相でさえその内容がどういったものか知りえていない、と、また一般人の電話、電子メールとコンピュータ・データ通信等の個人情報の収集がなされており、反民主主義であると指摘しています。

実際のところ、どうなのでしょうか。分かりません。

ただ、このスパイ・ヴァレーの名前の由来であることは確か!WEBサイトにはこう書かれていました。

While you’re here you could even check out our nosey neighbours, The Waihopai International Satellite Communications Monitoring Station, or as we call it ‘the spy base down the road’.

http://www.spyvalleywine.co.nz/cellar-door/cellar-door/
直訳するとこんな感じでしょうか。

テイスティングに訪れている間、私たちの”詮索好きな”ご近所さん(The Waihopai International Satellite Communications Monitoring Station = ワイホパイ通信衛星傍受基地のこと)をチェックしてみては?
私たちは、”道路を下ったところにあるスパイ基地”って呼んでるけど。

とっても、大らかなとらえ方がキウイっぽいなぁ、って。活動家の人も同じキウイなんでしょうけど。とりあえず、いろんな人がいるってことで。あまり、深くは詮索しないことにします・・・。

参照

ワイホパイ基地
・Five Eyes
https://en.wikipedia.org/wiki/Five_Eyes
・Government Communications Security Bureau
https://en.wikipedia.org/wiki/Government_Communications_Security_Bureau

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