ニュージーランドでワーキングホリデーや留学などで長期滞在を予定している方は、銀行口座の開設が必要になって来ると思います。
日本から生活資金を送金するにも現地にご自身の口座がないといけません。
筆者は、ワーキングホリデーでニュージーランドに来たとき、到着3日以内のうちに、留学エージェントが初めての銀行口座の開設を主導して行ってくれたので、すんなり口座開設できました。
留学エージェントを利用して渡航する方は、エージェントに任せておけば楽できていいですが、自力で銀行口座を開設するのであれば、不安はつきものでしょう。そういった方は、日本にいながら口座開設できる銀行もありますので、口座を開設してから渡航するもの安心できていいと思います。
ある程度現地での生活に慣れ、仕事を見つけてから改めて、用途別に銀行を検討して口座開設するというのもよいでしょう。ここでは、ニュージーランドの代表的な銀行をご紹介します。
ニュージーランドの代表的な銀行一覧
ANZ銀行
オーストラリア・ニュージーランド銀行。オーストラリア・ニュージーランド・アジア・太平洋地域、そしてアメリカ・欧州・中東を含む32の国・地域で展開。
ニュージーランドではとてもポピュラーな銀行です。特にこだわりがなければ、この銀行の口座をひとつ開設しておけば、ニュージーランド各地でATMや支店があるので便利だと思います。日本では、東京と大阪に支店、名古屋に出張所があります
http://www.anz.co.nz/
日本で口座開設するには・・・?
http://www.anz.co.jp/personal//banking-overseas/
Kiwi銀行
100%ニュージーランド資本(ニュージーランド政府所有の銀行)の2002年にできた銀行です。全国の郵便局(Kiwi post)に併設されています。
民間調査会社のロイ・モーガンの2007年度の調査では、オーストラリアの4大銀行グループ(オーストラリア・コモンウェルス銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行、ナショナルオーストラリア銀行、ウエストパック銀行)を超える顧客満足度を獲得しています。
https://www.kiwibank.co.nz
BNZ銀行
Bank of New Zealand(BNZ)は、ニュージーランド最大の民間銀行です。
1861年12月2日にニュージーランド・オークランドにて開業。1987年に経営危機に陥り、現在は、NAB(ナショナル・オーストラリア銀行)グループ配下です。
https://www.bnz.co.nz
ASB銀行
オーストラリアのコモン・ウェルス銀行グループです。 この銀行もとてもポピュラーな銀行の一つで、ANZ銀行と同様、街では、ATM、支店が多く展開されているので便利な銀行の一つです。
https://www.asb.co.nz/
その他の銀行も・・・
他にも、Westpac銀行(http://www.westpac.co.nz)やHSBC銀行(https://www.hsbc.co.nz/)、TSB銀行(http://www.tsbbank.co.nz)などがあります。HSBCやTSB銀行は投資や金融関連での利用で口座開設する方が多いかもしれませんね。いろいろご検討ください。
ここでは、ニュージーランドの代表的な銀行をメジャーなものに限ってご紹介しましたが、ふたを開けると、ニュージーランドでポピュラーな銀行のそのほとんどは、実はオーストラリア銀行グループだったりするんですよね。
ですが、ニュージーランドで開設した口座は基本的にニュージーランド内で管理されます(当たり前ですが)ので、何か問い合わせしたいことがあればニュージーランドの問い合わせ口を利用してくださいね。
実は筆者は、この違いに気づかずに、ニュージーランドのコールセンターに電話しておきながら、オーストラリアのWEBサイトを見ていて、問い合わせ時に話がかみ合わなくて困った経験があるので・・・。みなさんは、そんなおっちょこちょいではないと思いますが・・・。
それでは、無事に口座開設できますように。
また、口座開設方法については筆者の経験した内容にはなりますが、こちらの記事も参考にしてください。
