羊のお尻に付けられたチョークの意味とは?!

動物

羊のお尻にときどき青やピンクなどの色が付けられているのを見たことありますか?筆者は、ワーホリ中、ファームステイした時に、羊のお尻あたりにチョークの印がついているのをみたことがあります。

その時は、何で色がついているのか疑問に思ったんですが、気に留める暇もなく、(羊を追っかけるのでそれどころじゃなかった・・・。)すっかりスルーしてしまっていたのですが、そのファームでステイを終えて、あちこち移動している中にも、時々目にするあの、チョークマーク。あぁ、気になる、聞いておけばよかったなぁ、って思うことがしばしばありました。

それが先日、理由が分かって、すっきりしたので別に知っても何の得にもなりませんが、豆知識としてご紹介をします。

ニュージーランドでは、子羊の生まれるシーズンが大体毎年、7月~8月(ニュージーランドでは冬頃)くらいにあたります。羊の妊娠期間は、約150日間となっているそうで、だいたいシェパード(羊飼い)達は、出産させたい時期を逆算して、メスの羊とオスの羊を交配させます。
なので、ニュージーランドで、7月~8月に仔羊を見かけるということは、きっと、2月3月あたりでオス羊が種付けをするように手配をしているのではないかと思われます。

ちなみに日本(北半球)では、秋に交配して、春頃に出産の時期を迎えているようです。

で、その交配のためにシェパードたちがメス羊の群れにオス羊を放つのですが、その種付け用のオス羊とメス羊で交尾が完了したことが分かるようにするためにチョークが利用されるんです。

筆者が聞いた話では、種付け用のオス羊にチョークを付けたMarking Harness(マーキング用・ハーネス)を取り付けておき、そのオス羊と交尾をしたメス羊の腰~臀部付近には、チョークの色がつくのでそれにより交尾したかどうかが判断できるんだそうです。ハーネスを嫌がる種付け羊もいますので、その場合は、胸部にペイントパウダーみたいなものをべっとりと塗りつけられるんだそうです。

そのチョーク/ペイントパウダーがメス羊の腰あたりについているかどうかで、交尾があったかどうかを、そしてあった場合は、だいたいの出産の時期について目途を立てているんだそうです。

もちろん、チョークは、いろんな意味でも用いられるので、すべてが交配に関する意味ばかりではないようです。けがや病気をした羊など、注意深く見守る対象に着けたりとかもしているそうです。

先日、ファーマーやガーデナー向けの業務用のお店に行ったときに、偶然、家畜動物用のチョークが販売されているのを見つけて、この話を聞くことができました。やっと理由が分かってすっきりした次第です。

ちなみにこの7月8月ころに生まれた仔羊たちは、そろそろ旅立ちの時期がやってきます…。

ニュージーランドの仔羊(ラム肉)は、およそ生後4~8か月で出荷になります。だいたい、クリスマス時期に間に合うように出産時も計算されているんだと思います…。
今後、ラム肉を食べる機会があったら、元気に跳ね回ってい仔羊のことを偲んで、有難く頂くようにしようと思います…。(ラムだけに限ったことではないですがね。)

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