ニュージーランドのアーティスト。Gordon Walters/ゴードン・ウォルターズ編。

文化

先日、伺ったお宅に、「どこかで見た事あるなぁ~、筆者が知っているくらいだからきっと有名な人の絵なんだろなー」という作品が飾られていて、気になってしまったので調べてみました。
今回は、その作品を作ったGordon Walters/ゴードン・ウォルターズという、ニュージーランドのウェリントン出身のアーティストであり、グラフィックデザイナーをご紹介したいと思います。

Gordon Walters/ゴードン・ウォルターズ

Gordon Walters/ゴードン・ウォルターズは、1919年にニュージーランドのウェリントンに生まれ、1995年になくなった現代美術の抽象アーティストです。
ウォルターズは、第二次世界大戦時、従軍を志願したものの健康問題のために不可となり、その代わり物資の配給を行う部署においてイラストを描く仕事を得ました。
戦後、オーストラリアに旅行をした際に、画家のTheo Schoonという人物に会っています。Theo Schoonは、写真家でもあり、ニュージーランドの原住民であるMaoriのロックアートの写真を撮っていたことからウォルターズの作品に影響を与え、ウォルターズはマオリ文化をテーマとして彼の作品に取り入れるようになりました。
ウォルターズは、ヨーロッパの抽象絵画とマオリ文化のモチーフを混ぜ合わせた新しい流れを作り出し(代表例:Koru Series)、ニュージーランド カルチャーには欠かせない人物となりました。彼の現代抽象アートの中でニュージーランドを描写した表現は極めて重要なものとされています。

代表的な作品のKoru Series(コル・シリーズ)

クライストチャーチ・アートギャラリーのWEBサイトで、Koru Series(コル・シリーズ)についてナレーション音声付きで紹介されています。しかもそのナレーションがニュージーランド出身の俳優サム・ニールではありませんか!(うれしい人にはうれしいことです!)WEBサイトへ行き、下記画像の赤枠にあたる部分をクリックしてナレーションを聞くことができます。

●クライストチャーチ・アートギャラリーWEBサイト
https://christchurchartgallery.org.nz/multimedia/collection-not-displayed/gordon-walters-untitled-koru-series

Maheno/マヘノ

また彼の有名な作品に、Mahenoがあります。オークランドのアートギャラリーのWEBサイトで見ることができます。現在、展示はされていませんが、見た事ある方も多いのではないでしょうか。
Maheno
●オークランドのアートギャラリーWEBサイト
http://www.aucklandartgallery.com/explore-art-and-ideas/artwork/5809/maheno

彼のプリントされた作品であれば100ドル~くらいで購入できるものをいくつか見つけました。これなら手に入りやすいですよね。ですが、絵に詳しくないのでうまく言えないのですが、原版というか、そういうものの値段になると、家が2つ、3つ買えそうだ…というのもありました。ちょっとそこまでいくと全然手が出せません…。
今後、美術館とかアートギャラリーで彼の展示があればぜひ行ってみたいと思います。

ちなみに、ニュージーランド俳優のサム・ニールの出ている映画作品はこちらです。おすすめです。

Hunt for the Wilderpeople/ハント・フォー・ザ・ウィルダーピープル
Taika Waititi監督作品ということで期待して観ましたが、やっぱり、そのとおり、さすがだなって感じで、ニュージーランドカルチャーとユーモア全開の映画に仕上がっていました!

▼参考
http://www.teara.govt.nz/en/biographies/5w7/walters-gordon-frederick
http://www.teara.govt.nz/en/graph/40145/gordon-walters

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