ウェリントンの節水事情

現在、ニュージーランドは、さほど水不足という状況ではありませんが、十分な降水量がなければ羊や牛などの食べる芝生が育たず、ニュージーランドの第一産業である酪農、畜産に大きなダメージがでます。それらの品目が海外への輸出品を占める割合が少なくないため、水不足に対する懸念は常にあると思います。そんなニュージーランドのウェリントンにある取り組みをご紹介したいと思います。
※ちなみに隣国のオーストラリアは、国土の20パーセントくらいが砂漠でその砂漠気候と雨があまり降らない地域があるため水不足に対する危機感が常にある国で、水の使い方は、ニュージーランドよりさらにシビアだと思います。

サマータイムの時期は、庭の水やり制限があります。

毎年、デイライトセービングの時期、いわゆるサマータイム(9月の最終日曜日から翌年の4月の第一日曜日まで)の時期に各家庭が持つ庭の水やりをする日時に対して制限が行われます。

この時期に庭に水やりをする場合は、以下のようなルールが設けられています。
一つの庭にあるウォーターシステムもしくはスプリンクラーの利用は、6:00am~8:00am7:00pm~9:00pm の時間帯にのみ利用するようにすること。

ちなみに、毎日、使っていいわけではありません。
カレンダーの偶数日には、家番地が偶数の家庭が使え
偶数日
カレンダーの奇数日には、家番地が奇数の家庭が使えるというように順番になっています。
奇数日

庭を健やかに保つために水やりの大切さの理解を示しつつも、庭の表面だけを濡らすだけのような水やりを頻繁に行うよりも回数は少なくともしっかり土壌を濡らしてやることが大事であり、いかに効率よく水やりをすべきかという点などについて案内をしたり、Hose triggerとよばれる道具を使う方がスプリンクラーを使うより、しっかり根に水を与えることができることや、風や太陽の熱から土壌を守るためにも植物の根または果実を保護する”おおい”や”敷きわら”などの利用を推進しています。ちなみに、スプリンクラーを使うなら30分程度などと案内がされています。
ウェリントンでの水を大切に利用するためのコツをもっと知りたい方は下記WEBサイトへどうぞ。
https://wellingtonwater.co.nz/

まとめ

常に水不足に対して危機感を持っている、国や地域での水の使い方を聞かされると、水の使い方というものは、気のゆるみ、危機感があるかどうかが顕著に表れる行為なのだと思わされます。

日本は、蛇口をひねればきれいな飲める水が流れでてくるというだいぶ恵まれている国だと思います。もちろん、水不足の深刻な時期などあったときは、取水制限などして危機をしのいだこともありますが、その時だけでなく、常に資源というものは限りあるものだと肝に銘じて、大切に無駄にしないように使っていきたいと思います。

ポチっとしてくれたら励みになります! → 
にほんブログ村

関連記事

唯一日本からNZへ出ている直行便!

インターシティバス 検索

ピックアップ記事

レンタカーの利用について

ニュージーランドで車のレンタルの仕方についてご紹介したいと思います。 海外で車の運転をするには、海外運転免許証はもちろん、日本の運転免許証…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る