ミルクの自動販売機

残念ながらこちらのサービスは、2017年9月末ごろに終了しています。オープン後も度重なる、レギュレーションの追加などで維持するのが大変で取りやめることになったそうです。

ニュージーランドの自販機といえば、スナック菓子、ソフトドリンクくらいでしょうか。日本のようにタバコやお酒というのは販売していません。
そんな中、ローカル新聞で今年1月にミルク(Raw Milk/加工なし)の自動販売機がオープンしたということを知り、実際に行ってきました。

Clareville Fresh Milk

ウェリントンから車で1時間半くらいでしょうか。Cartertonという町のClareveilleというところにあります。住所は、60 Chester Road, Carterton.

何か月にも及ぶ入念な安全テストを突破!

このミルクの自販機をオープンさせた、デイヴィット・スミスさんは、今では、5代目という、代々農業を営んできた家系です。友人たちと話をしていたのがきっかけで、実際にこのミルクの自販機を作ることになったと語っていますが、ここまで来るには相当な苦労があったようです。

そもそもスーパーで販売されているミルクのほとんどは、加工、調整されているものがほとんどです。そして殺菌もされているミルクです。その殺菌方法も色々あるようですが、一般的には、100℃以上の温度で殺菌する高温殺菌と、50~70℃程度で殺菌する低温殺菌があります。

このミルク自販機で販売しているのは、殺菌しているミルクではありません。本当に生のそのまんまのミルクなんだそう。

殺菌していないということでバクテリアが発生する可能性もあるため、そういった商品を販売することには、かなり厳格なルールが設けられています。
それでも、一つ一つの基準をクリアし、さらには、新しいタイプのビジネスのため、すべての要求される事案にこたえなければいけなかったといい、相当な苦労をされたようです。

販売されているミルクは、家族で経営しているファームの中から選りすぐりの34頭をピックアップして作られています。

こんな感じでした。

筆者が行ったときには、すでに2家族がいました。そのうちの一家族は、合計12本分のボトルを持参していました!ミルクは、1リットル 3ドルで、ボトル(瓶)も別途販売されていて、ボトルは1本5ドルです。もちろん自宅からキレイに洗ったボトルを持参しても大丈夫です。

左がボトルの販売機で右がミルクの販売機です。

操作はとっても簡単でお金を入れて、1リットルか2リットルを選択してボトルをミルクが出てくる口に持っていくだけです。

購入後は、購入履歴を残すノートがあるのでそれに記入するだけです。消費期限も明示されているのでそれをシールに貼ります。

無事に自分のミルクを手に入れて帰ろうとする頃には、新たに家族がやってきていました。

お味の方ですが、甘味さえ感じるようなとても濃厚な味でした。そういえば、ファームステイした時に、毎朝、搾りたてのミルク飲んでたなぁ、と思い出しました。あれも無殺菌だったわけだなぁ。(気づくの遅い…。)

殺菌していないミルクでも平気な人はもちろん、平気なんですけど、ただ、やはり、あかちゃんや、幼児、年配の方、妊娠した方などは、無殺菌が気になる方もいらっしゃると思うので、70℃くらいで1分くらい温めたりすることでリスクを減らせるようです。

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