ケア/Keaを撃ち殺した男性、奉仕活動を命じられる。

Photo by Pablo
ニュージーランドの南島にあるネルソンに住む男性が、彼の所有地を保護動物であるケア/Keaが荒らしたとして、エア・ライフルで撃ち殺した事件で彼が保護動物を違法に撃ち殺した罪で有罪をうけ、地域の奉仕活動を命じられたということがニュースになっていました。

彼は、ネルソンのタカカ・ヒル(Takaka Hill)近くでエア・ライフルで8月末に撃ち殺したことを認めはしましたが、攻撃的なケアに恐怖を感じ、またケアが彼の所有地に損害を与えていたためだと主張しました。
当初、3羽に向けて撃ち、数日後、8羽のケアが再び戻ってきたので、それらのうち一羽を撃ち殺したそうです。彼にすれば、ケアはかの有名なヒッチコック作品の映画『The Birds(鳥)』のような恐怖を与える存在だっといいます。

ヒッチコック作品のこの映画ご覧になったことありますでしょうか?私も幼いころ、観ており、恐怖を覚えた記憶がありますが、彼にとっては、ケアがそのように思えてしまったと・・・。

本来なら100,000ドル~15,000ドルの罰金と最高2年の懲役なんですが、罰金を支払う経済的な能力がなかったためその代わりに200時間の地域社会での奉仕活動が命じられました。

ケアは、賢い鳥で好奇心が旺盛で、人を恐れることもないので気軽に近寄ってきては、いたずらをしたりします。
時にはそのいたずらが過ぎることもあるくらいです。

下の動画は、ケアがいかに賢いかが分かる動画です。エサを得るために道具を使うケアの様子があります。


また、下の動画では、スキー客の道具や駐車場においてある車にいたずらする様子も映っています。

さすがに自宅においてある車や家の付近でこういったことが重なると、堪忍袋の緒が切れる、みたいなことになる人もいるかもしれませんが…。
だからといって、怒りに任せて撃ち殺すのは犯罪になってしまいます。ケアは、ニュージーランドに現在、5,000匹しかおらず、絶対に狩猟の対象とはなりえない、絶滅危惧種で保護されています。
もし、ご自身のお住まいのところでケアに悩まされるようなことがあれば、DOC(環境省)もしくは、Kea Conservation Trustに相談をするようにしてください。ケアのいたずらなどについての対策プログラムがあるようなのでまずは、専門家に相談するようにしましょう。

▼参照
https://www.newshub.co.nz/home/new-zealand/2017/09/community-service-for-nelson-man-who-shot-killed-kea.html

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