ニュージーランドダイアリー

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ニュージーランド固有種のアワビ、パウア貝から採れるブルーパール。

現地情報

By MASAYUKI KATO
ニュージーランドのお土産としてよく選ばれるものとして、マオリ族の伝統的デザインが施されたグリーンストーンのアクセサリーはあまりにも有名です。
が、ここでご紹介したいのは、ニュージーランド産のブルーパールです。
つい最近まで、ニュージーランドならではのアクセサリーというのは、グリーンストーンで作られたものくらいだという認識しかなかったのですが、ブルーパールという、ニュージーランドの自然の中で生まれる美しいパールを使ったアクセサリーがあることを知りました。

ブルーパールとは

ブルーパールは、ニュージーランド沿岸沿いの厳選された冷たくきれいな水環境の下で養殖された、パウアと呼ばれる、ニュージーランド固有種のアワビ(Haliotis Iris/ハリオティス・アイリス)から採れるカラフルなパールのことです。一般的に、日本でいうアワビのことは、ニュージーランドでは、マオリ語を使って、パウア/Pauaと呼ぶのが一般的です。ちなみに英語だと、アワビは、アバロニ/abaloneといいます。

ブルーパールというからには、日本でもよく知られているパール(真珠)と何かしら関わりがあるのは想像できますよね。
それは、真珠もブルーパールもそのどちらも天然物の希少価値の高さから養殖業が始まったという点です。

ブルーパールの養殖は、ニュージーランド固有種のパウアに天然のブルーパールが発見されたことをきっかけに、ニュージーランド人のロジャー・ビーティ(Roger Beattie)氏により1989年ニュージーランドのチャタム諸島でブルーパールの養殖が開始されました。
今では、ニュージーランドの4カ所、ウェリントン、マールボロサウンズ、アカロア、チャタム諸島にて養殖が行われています。
パウアの貝殻を研磨して工芸品を作っていたり、アクセサリーにしていたり、というのは知っていたのですが、真珠を養殖するのと似た形でパウアからブルーパールを作っていることは全く知りませんでした…。
下記の動画では、ブルーパールのストーリーがアップされています。

ブルーパールを作るために、パウア貝に核と呼ばれる球形のものを人の手によって、貝の組織の中に埋め込む作業が行われています。とてもデリケートな作業でパウアに傷をつけないように慎重に行われているそうで、色鮮やかなブルーパールへと成長していくのに、約一年半くらいかかるといいます。
ニュージーランドのブルーパールのことなら、ロジャー・ビーティ氏の設立している、Eyris Blue Pearlsにて詳しい情報があります。
WEBサイト:www.bluepearls.com
Facebook:https://www.facebook.com/eyrisbluepearls

ニュージーランド固有種のアワビ。パウア貝から採れるブルーパール

▲ニュージーランド固有種のアワビ(Haliotis Iris/ハリオティス・アイリス)の貝殻
この貝殻にある虹のように光彩を放つ色味がブルーパールへと影響されているんでしょうね。

ブルーパールの魅力

ブルーパールの一番の魅力は、そのカラフルな色味です。青、緑、紫、ピンクそれからそれぞれの色に色彩、光沢の違いなどがありどれ一つとして同じものはありません。

年に1000個程度しか取れないこともあって、お値段は決して安くはなく、気軽にお土産として購入するのはちょっと難しいかもしれませんね…。ウェリントンにあるブルーパールを扱っているお店で値段を見てみると、スタッドピアスで1,550NZD~、ペンダントでも1,270NZD~とありました。

過去には、ニュージーランドの元首相ジョン・キーが英国の女王エリザベス2世に、ブルーパールで作られたブローチ(下のFB写真)をプレゼントしており、イギリス女王エリザベス2世の孫、チャールズ王子と結婚したキャサリン妃も、イヤリングをお持ちなのだそうです。ロイヤルファミリーも持つという、ニュージーランド産のアクセサリー、ブルーパール。憧れてしまいますね。

ブルーパールのギャラリーへ行こう。フレンチテイストのある可愛い町、アカロア。

また、ニュージーランドの南島、クライストチャーチから車で1時間30分程度のところにある、アカロアという町に、ブルーパールのギャラリーがあります。アクセサリーを手作りしている様子が見学できたり、多彩なブルーパールのアクセサリーをご覧になれます。

アカロアの町は、フランスの移住者が多く住んだ町でフランスの名残が垣間見れる可愛らしい町ですし、イルカなどの野生動物にも出会える観光客向けのアクティビティもありますので、ギャラリー見学の後には、アクティビティに参加する等有意義に時間を過ごせると思います。
興味はある方けどアカロアまではいけないという方は、こちらでニュージーランド内での取扱店が分かるのでお近くのお店を探してに出かけてみてはいかがでしょうか。

Blue Pearl Gallery/ブルーパール・ギャラリー


【場所】
Akaroa Harbour Wharf, Akaroa 7520
WEBサイト:http://www.nzbluepearls.co.nz/

余談:グリーンストーンについて

グリーンストーンは、翡翠/ヒスイ(日本語)、ジェイド/Jade(英語)、ポウナム/Pounamu(マオリ語)と呼ばれてもいます。
グリーンストーンは、ニュージーランド以外でもオーストラリア産、カナダ産、中国産と産地も色々ありますが、ニュージーランドの南島で採れるグリーンストーンは、その質の良さが世界的にも認められているのだそうです。若干高額ではありますが…。
ニュージーランドのグリーンストーンの主要産地は、南島のウェストコーストのホキティカ/Hokitikaです。

グリーンストーンのアクセサリーをお求めの場合は、ぜひホキティカへ行くことをお勧めします。というのも主要産地だけあって、ホキティカでは、グリーンストーンのアクセサリーを扱うお店が多くあるので十分吟味して購入ができますし、実際に職人さんが作っている工房の見学が出来たり、自分でデザイン&カービングできる体験もあるのでとっておきのお土産を用意できるのではないかと思います。

マオリ文化を代表的するグリーンストーン(ジェイド)で作られるアクセサリー の魅力
ニュージーランドのお土産で思いつくのが、グリーンストーンで作られたアクセサリー。美しい緑色の石を削って作られたものでニュージーランド各地のお土産屋で必ず見かけます。 英語では、Jade(ジェイド)、マオリ語ではPounamu(ポウナム)、...