先日、2匹のブルーペンギン(コダカペンギン)がウェリントン駅正面すぐ近くにあるお寿司屋さんに迷い込んでいたというニュースがありました。
ウェリントン駅は港が近いため、海を渡って、道路を超え駅までやってきたと思われますが、車道もありますし、人通りもある忙しい通りをどうやって、渡ってこれたのか…。無事だったので良かったですが…。
ペンギンの突然の訪問は、珍しいことではない?!
ニュージーランドでは、ペンギンが海にある営巣地から海沿いの一般住宅に道路を渡って訪れることはそう珍しいことでもないそうで割とあるんだとか。それでも、街の真ん中の駅にまでやってくるのは、やっぱり珍しいことだったそう。
These little blue penguins had to be removed from under a sushi store near the Wgtn railway station, not once – but twice.
The two little koror? showed a complete disregard for police authority after being removed from under a food truck, and returning later in the day. ???? pic.twitter.com/i728NRe0LP— First Up (@FirstUpRNZ) 2019年7月15日
見つかった2匹のブルーペンギンは、一度警察に通報があって、海に帰したはずですが、再び現れたそう。可愛い来客ですけど、海にエサがないのかな、ちょっと心配になりますよね。
ウェリントン・ハーバーには、マティウ / サムズ島という島があり、そこに、ブルーペンギンが約600匹ほど生息しているとされています。おそらくここからやってきたのではないかと思うのですが、マティウ / サムズ島のペンギンもその生息数が減少していることが懸念されているのでただ、かわいいお客がきたなーと楽しむわけにはいかないところがなんともいえませんね。
マティウ / サムズ島へは、ウェリントンハーバーのQueens Wharfからフェリーで訪問することが出来ます。島に入る際は、野生動物を保護のため、捕食生物が入り込まないようにバイオセキュリティーのチェックがあります。
2~3時間程度あれば、島をぐるりと一周でき、360ビューの素晴らしい景色を楽しめます。島からウェリントン市街を眺めるのも特別なものがあります。
野鳥や珍しい昆虫、運が良ければ生きた化石と言われるトゥアタラを見られるかもしれません。
天気の良い日のデイトリップにおすすめです。
フェリーはこちらから。
※ニュージーランドでは、ペンギンや野鳥など野生動物を直接、一般の人が触ってはいけないことになっているので、見つけた際は、まずは警察(状況次第で111もしくは105 ※緊急じゃない場合の番号)に連絡するといいと思います。環境保護区(DOC)へのホットラインもありますが、ケースバイケースでどの番号に連絡すればいいのか面倒なのでとりあえずは警察に連絡すればいいと思います。
▼参照
https://www.stuff.co.nz/environment/114263480/penguins-removed-from-wellington-sushi-store-after-causing-trouble-in-the-cbd